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ひとりオペラ…
帰国してからも毎日隙間なく過ごしているのですが…せっかくなので覚えている内に向こうでupできなかった日記をしばらくたらたらと書いてみます…


さて、なんの知識も教養もない私ですが…
とりあえず、なんでも観てみたいと思う好奇心は微弱ながら健在。

NYCに滞在していたある木曜日、17時過ぎに奇跡的にすべての用事が片付いて、ぽっんと時間が空いた…
まだ、間に合う!と、ダメ元で「メトロポリタン・オペラ」へ。18時前に滑り込んでRUSHチケットがあるかどうか聞くと並ばずにすんなり手にはいりました。20ドル!



演目も知らないものでしたが、わさわさと動き回った一日の最後に落ち着いた時間が手に入った事ににんまり。ただ、、足下は汚い運動靴!開演前に慌てて安いブーツも買ってしまいました。いくらバーゲン時期で日本よりだいぶだいぶ安いとはいえ、チケットの20ドルよりはお金を払いましたよ…。

まぁ、せっかくですしね。たしなみ?ですしね…
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ちょうど敷地内には、子供向けのサーカスも来ていて仮設テントもあり、7時頃でも小さな子供の姿がちょこまか動いていてかわいらしかったなぁ。

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演目ですが、、”連隊の娘 (La Fille du Regiment)”を観ました。

本当は、立ち見席なのですがちょうど席が空いていて、座らせて頂いてしまいました!
はじまりこそ、時差ぼけでうとうととしましたが軽快でわかりやすくコメディータッチで笑いもあり、楽しいものでした。





この、笑いが起きる瞬間というのがとってもこのときの私に取っては助かりました。なにせ、まだまだ咳がゴホゴホと出る状態だったので、皆が笑う時まで我慢して…ここぞとばかりのタイミングで咳をしていました…シリアスな場面の多い蝶々婦人でなくてよかった…


それにしても、20ドルでこの時間が手に入れられるのは本当にありがたい。そうでなければ、生のオペラなんて私にはご縁のない世界だったろうなぁ…

このRUSHチケットは、今回知ったのですがチケットに名前が入っています。
この20ドルという価格を支えている、「オペラのファンの裾野を広げたい」というどこかの億万長者様の名前です。つまり、寄付行為です。あ、ありがとうございます…



今回の旅の中では、毎晩のように「弱者」について友人と話す事が多かったのですが、1%の大金持ちの恩恵を受けた貴重な一夜でございました…
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by mono-prints | 2011-12-26 02:22 | NY peace
クリスマスと白いごはん
気がついてみたら、、、、クリスマスイブ。

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時期もので今しかないチャンスなので、せっかく撮ってきた写真をとりあえずアップしてクリスマス気分をお届け。

マンハッタンの5番街のイルミネーションは同じみなので街中のお家のデコレーションの写真をどうぞ。日本でもなじみになってきたようですが、やはりキリスト圏の力の入れようはすさまじいものです。

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泊めて頂いていたブルックリンのお家への帰り道。遠くからディズニーランドが出現したかしら??と、疑いたくなるような暗闇にぽっと明るみが…
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近づくと…並んでいる3件が!!どうも日ごとに競い合うように派手になっていきました…


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日本では、なかなかみる事ができませんが、こちらではなじみのキリスト誕生場面。
が、、、、イエス様がいない!!そうなんです。私が滞在していたのはクリスマス前。

まだ、生誕前!!だったんですね。
今回初めて気がつきましたが、クリスマスまではイエス様のお人形は置かれないようです。私は、以前、ドラマでイエス様の人形が盗まれて話を思い出して「ぬすまれちゃたのかしら?」なんて最初は考えてしまいましたが、何処でみてもいらっしゃらないので、やっと解せてすっきり。



そしてそして、その泊めて頂いたブルックリンのお家から車で15分ほど行くとさらに夢の国が!
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このあたりは、いわゆる高級住宅街。

イルミネーションバスツアーでも回ってくるほどのところで、気合いの入れようの格(お金の掛け方ともいう…)が違います。ただし、場所は一応秘密らしいです。

この地域の名前も私は聞いたのに、都合良く忘れてしまいました…

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ここに住んでいるの??と、疑いたくなりますが…

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住んでいるのです。

ま、このお金持ちエリアはどうかはわかりませんが、けっこうこのイルミネーションの為にドネーションを募っていたりもするようです。観光チャンスもつくれますしね。


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メリーゴーランドに巨大サンタクロース、、、電気仕掛けの雪だるまやおもちゃ。。。。
その仕掛けのすごさから業者まかせの高級住宅街故の見栄の張り合い??なのかしらん?
なんて横しまな気分がむくむくと湧いてみてしまいますが…

そんなんじゃいけませんね…

純粋に純粋に…楽しまなければ!キラキラ輝く子供の目のように…

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体調くずしたまま旅立って、いつもより時差ぼけもひきづりましたが、今日は、ずっと食べたかった白いご飯を炊いてちょっと贅沢タラコなんて買ってみてお味噌汁を頂き、大満足なイブ。

では、良きクリスマスイブを!
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by mono-prints | 2011-12-24 14:16 | NY peace
師走のお手伝いさん
クリスマスのベルが聞こえてきそうな師走も半ば。

友人のお引越しのお手伝いさんに名乗りをあげて、ついでに会いたい人を訪ねたり、工房のぞいたり、預けている作品の受け取りに出掛けてまいります。ほんの少しで、もったいない気もしますが…世の中にはマイルという後押しがあるんです!ありがたい。

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ちば。こちらに住むことになって、成田が近い!これを活用すべくこの機会に海外へ足繁く行きたいと思いながらもほぼ、一年ぶり。


しかも外資系ではないフライトは、まだ二度目の経験。今回は、関西からの身重の友人とちびっ子と待ち合わせですからね。安心と、サービスを買いました。

するとさっそく、手荷物預かり所でほとんど声の出ないマスクの私に「どうぞ」と、奥から喉のアメを詰めて頂きました。感激。たっぷり自分でも用意してありましたが、ありがたく頂戴しました。当り前のようだけど、気づかいの 日本ってなかなかです。素晴らしいなぁ。




では、頭空っぽにしてざっくりとした大味の世界へいってまいります。




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by mono-prints | 2011-12-13 08:09 | 日々
風邪とプリン
展覧会会期中の天候の荒れは、なんだったんだろ?と、いうぐらい、清々しい朝としゃがれ声…。

喉の辺りで未だくすぶる菌と、全面的に戦いきれていない模様。そろそろ薬の出番かな?と、思いつつも栄養とって治したい。

飲み込む時に痛い!と、いうほどでもなくなったけれど…やはり、のど越しつるんとしたものが、心地よい。ヨーグルト、ゼリー、アイス、、、色々あるけれど、やっぱり栄養がとれる気分になるのは、プリン!風邪の時は、プッチンプリンはちと、心もとなく…やはり、手作りプリンに軍杯。ドンピシャで久しぶりに美味しいプリンに出会いました。

それは、陶芸家のふくちあやこさんが参加されている'winter'展を千葉の『茜』さんに観に行ったところ、出会いました。

ここは、一階がお食事が出来てお二階に小さなギャラリースペースがあります。winterと、いうよりクリスマス!!一色な楽しい展示でした。

早めに着いてしまってじっくり観させていただきました。その後、階下でお食事。その御前についていた卵の黄身のとろんとした濃厚なオレンジ色をみて、ここのプリンは美味しいに違いない!と、確信。お土産で頂いて帰りました。


どっしりとした瓶にふるふるとやわらかで、甘さ控えめのプリン。そこに小さなかカップに入った、薄いあめ色のカラメルを垂らしこんで頂きます。すっーと染み込んでいくのを眺めるのも楽し。

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濃厚でノドにしっとりするこのプリン。もっと食べたい!!!
で、でも遠いのですよね…
車のない我が家では、断念せざる得ない。。。。
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by mono-prints | 2011-12-12 08:13 | 日々
マスクマン
皆既月食の赤銅色を見届けて昨夜は、眠りにつきました。


大変遅くなってしまいましたが、湘南台ギャラリーでの展示が無事に終了いたしました。初日は雨で始まり、最終日も雨で終わるという、天気に恵まれない期間となってしまいましたが、ご来廊頂いた方々、本当にありがとうございました。


来年へ向けての取り組むべき事やもの、自分自身のありようも、少しですが見えてきたように思います。


こちらの画廊の方々は、作家側に立って常に対話を大事にしてくれるので、何気ない会話の中にドキッとする言葉や、じんわりパワーが湧くような、素敵な言葉をなげかけてくれました。

ひとつの経験として、この場を与えて頂いてありがたく思っています。




最終日、朝から何だかふらふらするな?と、思っていたら悪寒が!
在廊中は、マスク、コートのまま、来てくださった方に対応をする事になり、大変失礼いたしました…。

搬出も、素晴らしい助っ人!のおかげですんなりすんで、贅沢にグリーン車に乗っての帰宅、発熱。2日半、寝込んでしまいました。39度!

か、身体弱い人なのかな?…わたし。
単純に自己管理が出来ないダメな子です。

いや、皆既月食の時に体調のリズムが変わると聞いた事あるし…?!偉大な月のリズムに乗せられたと、いたしましょう…


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写真は、頂いたチョコレート。
キノコの入れ物が愛らしく、二人展の高木まどかちゃんの絵の中にも、沢山のキノコが出てくるので、ドンピシャでした。


ありがとうございました!

感謝
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by mono-prints | 2011-12-11 08:23 | 展覧会 Exhibition
雨のち晴れ!
寒くて大雨で…
天気に恵まれないスタートとなりましたが、日曜日、今日は快晴!

すがすがしい日のはじまりです。
本日は、Ⅰ3時前頃から在廊します。
様子によってですが…18時〜19時頃まで在廊予定です。

展示は、高木まどかさんとの2人展ですが、奥のスペースでは、加藤苑(2008年まで加藤怜子として活動)さんの個展となっています。
つまり、3人の作品が展示されています。

六本木にお越しの際は、ふらりとお発ちより下さい…


昨日も、寒い中でしたが、かわいいお客様に来て頂きました。
ちゃんと、好みがあって、どの絵が好きか教えてくれました!

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by mono-prints | 2011-12-04 08:12 | 展覧会 Exhibition
初めてのお客様…
凍えるような日。

もう、冬のど真ん中に滑り込んだような寒さと雨の日でした。
どうかどうか、雨だけはやんで下さいと念じていたおかげか??
だいぶ日中はもってくれましたけど…
寒かった!

そんな寒さにもまけずにオープニングに来て下さった方々、本当にありがとうございました。
そして、かわいいお客様が和ませてくれました。

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おりこうさんにお外で挨拶していたのですが、、どうも中に興味しんしん。まさか、中には入れないだろう…なんて思っていましたが、ギャラリーのオーナーが「いいよ〜入っておいで!」と、やさしい一声!!流石です。

しっぽをふりふり、鑑賞?してくれました。
こちらのギャラリーでも、私の展覧会でも、初めてのワンちゃんのお客様でした。

ムニムニとした手触りがなんとも愛らしかったなぁ。

初日に嬉しいお客様で、無事に終了いたしました。

感謝!
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by mono-prints | 2011-12-02 00:28 | 展覧会 Exhibition
水椿ーWater Camellia
ぽとりと音が聴こえてきた
春が終わる音?

冬が始まる音?

ぽとりと…

ほんの香りもなく

静かに世界が静まる頃
ひっそりと

ぽとりと…

光の下に
咲いた…

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春、
北の国の方で
がらがらと崩れ
ざっぶんと もっていかれた
だいぶ後に

ヒロシマへ行った。
そこは、とてもとても穏やかで桜の樹の下には人々が集っていた。
街が、生きているのを見て涙が出そうになりながら、
散歩をした。

川沿いを歩き、池の周りを歩き、サウンドのように人々の笑い声が響いていた。
そんな時、目の前にうわぁ〜っと、花が咲いた。

落椿。
日陰で、あまり人が通らないような小道の一面に椿。
それは、まるで、落ちてなお花を咲かせているようだった。

椿は、花びらを散らすでもなく花弁がつながって花の姿そのままで落ちる為、忌み嫌われる事もあるが、私には、幹から離れても咲く強さのように思え、その美しさにそこから動けなくなった。

そして。その椿が水の中に浮かイメージが沸いた。
紅く 紅く 溶け込むように…
水の中でも花を咲かせてほしい。

水の中へ、宇宙の中へ…
心の中で手を合わせて。水椿を咲かせましょう。


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*「水椿」は、私がつくった造語です。そのような種類の椿があるわけではありません…
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by mono-prints | 2011-12-01 03:45 | 展覧会 Exhibition
Intangible World 無形世界
かたちなきもの 目にみえないもの
そんな世界の中を私たちは漂っている…
境界線も地平線も必要としない
ただ、光のみ在る…

身体という容器を与えられて存在している私たちにとっては、そんな世界はありえず、
有形のもの囲まれて存在し続けている。

それでも「目に見えない何か」を感じ、感情や記憶という儚くも危ういものの中に、それぞれの小さな物語があるように思う。

ペインティングのシリーズは、切り取った「少女」をコラージュしている。
それは、すでに在るものを小さな世界に放り込む感覚に似ている。

存在することによって浮かび上がる世界。
そこには意味などなくて、ただ存在していることが浮かび上がってくる。

久しぶりに再会した知人が「女性は、体内の中にもうひとつの生命、心臓を2つ持てるから…」というような事を言っていた。その言葉が、ぷすぷすと奥底でうずいていた。ずっと。もちろん、もっと違った意味で彼は言っていたのだが…

当たり前のように続けられてきた子を宿すという営みと、違和感。

その場所を与えられているこの身体。幼い頃から感じていた「空っぽな自分」というものにも、どこかつながるような感覚から「私」でも、「男」でも「女」でもなくニュートラルな存在として、「少女」というものが浮かび上がってきた。

空っぽのそんな場所を持っている事すら知らずに存在している時を孕んだ「少女」という存在。

描いて行きたい「無形世界」には、そのうち「少女」が必要なくなって行く事もわかっている。

それでも、今はこのトンネルを通り抜けてみなければ、私自身見えてこない世界があるような気がして、おそるおそる筆を動かしている…





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by mono-prints | 2011-12-01 02:41 | 展覧会 Exhibition