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マルジャーンからのおくりもの。
「春なのに」‥‥と、いうより「春だから」なぁんてことばかり言っているほど、眠気が病的に凄まじいです。。。

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展覧会の準備をしているものの、まるっきり身体が動いていない事もしばしば‥‥横になったらそのまま睡眠旅行。それはそれは恐ろしい!!!

そんな中、イラン帰りの相棒が仲良しイラストレーターのマルジャーンからのお土産を持って帰って来てくれました。


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小さな器と刺繍のコースターと、卵ちゃん。茶箱セットの中に入れてお花見なんていいなぁ。

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卵ちゃんは、マルジャーンの絵が描かれています。ちょうどイランでは春分の日に新年を迎え、その時にこうやって卵に装飾したりして飾るのです。イースターのようなイメージかしら?

イースターみたいに隠したりはしなかったように思いますが‥‥

かわいい卵に励まされて、本日は、良い天気を室内で感じながら、絵の具まみれになっています〜。
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by mono-prints | 2014-03-28 12:18 | 日々
本の芸術 展 はじまり はじまり
不忍画廊さんの小展示室「「本の芸術」~武井武雄の「刊本」を知って~がはじまっております。
4月5日までと長い会期なので、お近くにいらした方は、ぜひお立寄りください。
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私も、ちょくちょく顔をだしたいとはおもっているのですが、、、なかなかこれがお約束できずにおります…



また、メイン会場では、hundreds of faces -100faces & friends- 作田富幸 個展を開催しています。ギャラリーの扉を開くと圧倒的な顔、顔、顔、顔!の嵐です。とても、パワーのある力強い作品なのですが、どこかユーモアをというかおかしみもあり、ついついじっくり見入ってしまいます。

近くでみるだけでなく、少し距離を置いて全体を見渡すとまた、違った世界が広がります。
メイン会場で満足して奥をのぞくのを忘れがちかもしれませんが、どうぞこちらの世界ものぞいてくださいね。

3月17日(月)~4月5日(土)
不忍画廊

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by mono-prints | 2014-03-20 10:28 | 展覧会 Exhibition
開かない本…
ちなみに私が今回不忍画廊さんで展示させて頂く本の作品は、3点ありますがどれもページをペラペラとめくり中をじっくりみることはできません…


なぜなら、、、、なぁんちゃって袋とじや、糸を切ることによって中がみることができたり、表紙にひもがかけてあったり…と、手元において頂く方のみが開くことができるのです。
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「本」という形態を使って表現する手段のひとつにそんなのがあってもおもしろいかな?という発想です。
最初は、表紙もすべて絹糸で覆って本当に切らない限り中がみえず、覗き穴からみるというものでした。
ただ、せっかく観に来て頂くのに中の様子がわからいのも…と、いう気持ちや少し観てもらいたい…なぁんていう心の弱さも手伝って、いろいろ変貌してゆきます。

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中扉までは開けるようにしよう…とか、ページをすべて袋とじにしてしまおう…などど、つくりかえることばかり。 
まさにドイツの哲学者カントがいうように「手は外部に出たもう一つの頭脳である」を実感。手を動かしていると、いろいろこうしようあーしようと変わっていくのです…いや、そんなだいそれたことでなく、私の場合は計画性がないだけですが…。
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計画性がないのは、「本」という形に収めていく上では致命的です。そんなことを改めて認識しながら自分の浅はかさを責めつつも、どうにか創り上げました。

それぞれの本の中に一葉から二葉、それぞれのコトバが入っています。
どんなコトバが入っているかはみることができないようになっています。開いてくれる人の為のコトバです。

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あ、表紙の窓からほんのりコトバの一部がみえるのもありますのでのぞき?にいらしてください♪



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by mono-prints | 2014-03-16 12:34 | 展覧会 Exhibition
本の芸術 展
展覧会の告知です。と、いっても、明日3月17日月曜日から!!!…
4月5までやっておりますのでね。前日告知ですがよろしくお願いいたします。。。。。


■ 「本の芸術 ~武井武雄の「刊本」を知って
不忍画廊さんの小展示室での「本の芸術」展に参加致しています。

◎出品作家
:伊藤亜矢美 設楽知昭 鈴木敦子 つちやゆみ 釣谷幸輝 橋場信夫 藤田夢香 安元亮祐 山中現

2014年3月17日(月)~4月5日(土)



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今回は、個人的になかなか体力的にも精神的にもハードな中での制作となり、物凄く時間ばかりがかかってしまいました。企画の[き]の字が立ち上がるくらいの頃から、お声がけ頂いていたのに、アイデアばかりが出てなかなか進まなかったり、うまくいかなかったりと‥‥
まさにギリギリまで試行錯誤で、製本的には、申し訳ないくらいハチャメチャですので!まぁ、それも含めてご高覧頂けたら…

なにより、日本画家の土屋禮一氏のコレクションでもある武井武雄刊行本もみることができるのです!そのすばらしさにも直に触れることができる貴重な展示ですので、春のうららかな日にでもお出かけ下さい。

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「刊本作品」とは、『キンダーブック』 『コドモノクニ』等で活躍した武井武雄(1894~1983)が、絵画・彫刻・工芸など美術のジャンルに〝本という形式と素材によって表現する美術を加えたい〟と、抜群のセンスと類まれなプロデュース能力を発揮し、約50年の間に139冊制作した「本の芸術作品」に付けた呼称です。
今展は、世界レベルの芸術である武井武雄の刊本作品をもっと多くの美術ファンに知ってもらう事とともに、「刊本作品」を知った9名の現代作家が、本という形式でどんな表現を追求したのか楽しみください。
また、3/26からは画廊真向かいの日本橋高島屋で「生誕120年 武井武雄の世界展」が開催されます。
併せてご覧いただければ幸いです。

「本の芸術」特設ページで出品作家のコメン
トと出品作品を公開しています。
不忍画廊 SHINOBAZU GALLERY
103-0027 東京都中央区日本橋3-8-6 第二中央ビル4階 
tel.03-3271-3810 fax.03-3275-0391
日・祝休廊 | 営業時間:11:00~18:00(企画展中は変更
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by mono-prints | 2014-03-16 10:06 | 展覧会 Exhibition
3年。
もう、なのか?
まだ、なのか? 
それでも、忘れるな、忘れるなと、エネルギーがふつふつとどこかしらで余震として大地を揺るがしつづけているけれど、気がつけばあんなにあった余震も今はほとんど感じられなくなっている…。

さまざまな想いがゆきかっているなか、ただ静かに汲み取ることができないことばかりに耳を澄ましてひそかな生命力に力をもらってる。

数ヶ月前に無意識にに古本屋さんで選んでいた小説の内容が、立て続けに震災やふいに想い人を亡くしてしまう話ばかりだったのを読み進めていく中で知って、やはり何か引きがあるんだなぁと…。


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ただただ、忘れないことだけでしか寄り添うことができないもどかしさを。
新しい今日へ。
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by mono-prints | 2014-03-11 03:29 | 日々
まど・みちお さん
花粉症には、うららかな日が嬉しいよりもちょっと覚悟のいる日々ですが…

なんだかんだと御籠もり様の状態になっているので、喉の痛みや、微熱なども風邪を疑う前に「花粉か?」なんてビクビクしている割には、花粉そのものにはあまり触れずにいます…

そんな吞気な日々のようですが、なかなかパソコンに向かえず、更新もできずにいました。
リハビリ?的に今、目の前にあるものについて書いてみます。
それは…最近、本棚から出してきていつでも手に取れる位置においていた本のひとつ。
「まど・みちお画集ーとおいところ」

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たまたま、次の展覧会が「本の芸術」というものに参加することもあって、何ヶ月も前からぺらぺらとページをめくり、一息ついては、手を動かし…なんて作業を繰り返していました。私は、制作する時に何かしら手助けになるコトバを欲する時が多く、そのときに惹かれる本や詩集などが紙や絵の具とともに何冊も散乱します…

ちょうど先月末に、まど・みちおさんの訃報を知り、寂しく思いました…。
だいぶニュースにもなっていたようですね。「詩人」としてのまど・みちおさんは、もちろんの事ですが、私は「絵をうみだす」まど・みちおさんに助けられています。

「みる」ということと「つくる」ということと、「意味というコトバ」の上に立ち続ける時、どうしてもすんなりと流れず、がんじがらみになるときに、コトバの人でもある詩人が「抽象画」という中に自由を見いだしていることに勇気をもらえるのです。

正直なところ、私自身が「抽象画」という感覚すらない時に毎日毎日、日記のように描いてた時期があります。
ましてや、「具象」という感覚もなく、まさに「出てくるもの」として捉えていただけでした。そういった原点があった上で「出てきたもの」に意味や説明をのせなければならなかった時にずっと、違和感が拭えないままでいたのです…もちろん、描いているものそのもに最初から到達点があって意味がある絵というか、描くこととコトバがちゃんと結びついているものが世の中に存在している絵画が大半です。でも、そうじゃないものもある…あるはずだと…

そんな時にすっと流れを運んできてくれるコトバがあるのです。
本当に不思議ですが、コトバによって縛られてコトバによって解放されるという不思議な時空に私たちはいて、そこの隙間に、描くという行為のみでしかみることができない光景があるのかもしれません。少なくともそういう人々が存在しているのです…

ふっと、本屋さんなどでまどさんの詩集を手にしたときなどに、今も陽のあたる病室で絵を描いているんだろうなぁなんて想像してほっこりしていたのが、今は、そんなふうに想い描くことができなくなってしまって同じ時間の中に居ないというのが本当に残念ですが、もしかしたら、まどさんが言っていた「ことばによって命名されたり、ねじ曲げられたり、端折られたり、曖昧にされたりする以前…」の世界の扉を開いたのかもしれませんね。

ありがとう。
まどさん、ありがとうございました!
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by mono-prints | 2014-03-09 12:34 | 日々