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天声人語
22日、23日の朝日新聞の天声人語の欄に私の好きな詩人が立て続けに紹介され、誰だ!これを書いている方は?なぁんて興味が湧いた…けど、問い合わせなどはしてませぬ。

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22日は、29日まで世田谷区文学館で展覧会が開催されている「茨木のりこ」。

[私が一番きれいだったとき 街々はガラガラ崩れていって…]の一文が紹介されている。展覧会では茨木の肉声でこの詩を聴けるという。行きたかったなぁ。

私は、東日本大震災後のジェーンバーキン氏が開いたチャリティで、女優の寺島しのぶ氏がこの詩を朗読し、かさかさした気持ちに沁み渡っていくのを感じたのを思い出した。もちろん、天災と戦争はまるっきり違うものだけど、目の前にあったものを失ってしまう点では、共通していると感じている。



そして、次の日は、ポーランドの詩人シンボルスカ。彼女は、ノーベル賞受賞作家。私は、もう何年も前に池澤夏樹が文春で取り上げていたのを読んで気になったのが、手にとるきっかけだったように思う。 ベースは、戦争や歴史などで、ある側面からは物凄く重いものだけど、彼女の言葉は、常にたった一つの命の重さに向けて静かに激しくかかれているように思う。それが、自分自身に引き寄せられてグッとくる。

私が、テレビをまるっきり観ることなく授乳に明け暮れてる間に集団的自衛権の問題やら、沖縄慰霊の日などが続き、絡めて紹介されたのね。この二人の詩人は、ベースに戦争への怒りがもちろんあるのだけど、それだけではなく、励まされることも多い。

こういった詩が、日常の中に入りこんでいればバカな道へ揺り動かされていくことはないのかも知れない。いつか、戦争とは関係ない形でこの2人の詩も改めて取り上げてくれないかなぁ。難しいだろうけど...

真夜中にいそいそと、本棚から目につく2人の詩集を引っ張りだして、枕元へ。
授乳の合間のお供になりました。

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by mono-prints | 2014-06-29 06:02 | 日々
二週間目の小さな人。
さて、ここいらで小さな人の事も。色々聞かれたり気にかけたりして頂いてるので、近状報告がてら。

あっという間というより、まだ二週間しか生きていないのか?...と、いったような気分です。

ちゃんと人として存在しているのが不思議。いっちょ前にすでに、ちらほら頬に乳児湿疹。ニキビ面の男の子。ここいらで広がらないようにしてあげよう。

相変わらず、すごい勢いで乳をのみ、その吸い付きは彼自身の上唇を巻き添えに。
水ぶくれまで出来てた…痛くないのか?勢いは止まらず、クリームぬってたら2日ばかりで完治。
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ぬん!

手のカサブタは、両腕ともとれました。うっすらまだ傷痕はありますが。産後院の助産師さんたちも、吸いだこは見たことあるけど、カサブタは初めてとびっくり。点滴でもしたのかと思ったらしいです。

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体重も3800gを超え、お腹まわりがずっしりとしてきました。まだ見えていないはずの目もキョロキョロさせ、色々環境の変化を感じています。

まあ、病院から自宅、産後院、そして今は、目の前に八ヶ岳がある環境に来てしまったのでね。びっくりもしますね。

それより、一ヶ月検診の前に思いっきり外に出してしまっていいのか?!まあ、逞しく生きてもらいます。後、一週間、集中的に身体休めて復活床上げしたいと思っています。
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by mono-prints | 2014-06-25 23:05 | 新しい人
産後院。
せっかくなので、暫くつらつらと身体の変化やら状況を記してみる。10ヶ月ばかり人間保育器になっていた間は、思うことは、いろいろあっても表に記すことがどうにも抵抗があったし、気力も湧かなかったのにな。

まさにホルモンバランスが変わったのかしらん?笑。

6日間の入院生活の後は、自宅へ。
やっぱり落ちつく。小さな人も変化は気づいているみたいで、見えない目でキョロキョロ…心なしか起きている時間も長い。

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自宅初日は、親戚のような方がお迎えやら買い物、食事の用意までしてくださりたすかりました。休めるようにと、買い物に出て下さるのに、ついその間ちょこと掃除したり…次の日は、自分でご飯用意したりと何かと動いてしまう。しかも、階段の上り下り。やはり、腰にきます。 1日で、自分自身の身体を休めるという難しさを痛感。

そして、偶然運良く抽選?に通った産後院に3日目からは、入りました。

なかなか日本では聞き慣れないですが、韓国や台湾などではメジャーみたいですね。最近では、利用者がぐん!とのび人気らしいです。

確かに確かに。
産後院とは、その名の通り産後の母体のケアを行うところです。まあ、休息です。とにかく、寝たい!を実現。そして、母乳指導→乳首ケア、沐浴指導、スリングの使い方やら、子育て行政サービスの情報提供など、ベテラン助産師さんの下、病院では拾いきれない部分をサポート。

私は、手にカサブタを作るくらい吸い付きの練習をして出てきた小さな人のお陰で、比較的すぐに母乳も出て量もそれなりにあったので、病院では結構スルーされていました。生理的黄疸が出て毎3時間ごとに、授乳、体重測り、おむつの重さから排泄量を計測しているときも、助産師さんは、他の方達にかかりきり…初産なんですけど〜。

なので、こちらに来て、負担がかかっていた姿勢の直しや、痛い痛い乳首のケアを教えてもらい、楽になりました。 今までは、とにかく飲みたいだけ飲ませろーから、ひとつしかない乳首を大切に!と、いうことで休めることを考えて五分間だけ飲ませることに。

チカラの抜き方を教わりました。
まだまだ、単純欲求なのでそんなに大変ではないですが、、、1日3時間まとめて寝れたらスッキリ。小さな人が寝たスキにさらにもっと寝たくてもなぜか寝れず。そんな時、日にちをかけてつらつらと休み休み記してます…。

三食出るだけでもストレスのない生活でした。そろそろ産後院とは、お別れです。もっぱらみなさん日常生活に戻ることを恐れています。。。もちろん、家族やお義母さんなどのありがたいサポートがあった上でも、真夜中の授乳は変わらず母の仕事ですものね。

私は、母乳にあんこがいいと頂く事も多く、塩大福やら、夜な夜な深夜の和菓子で乗り切ってます。和菓子、やっぱり綺麗だな…

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by mono-prints | 2014-06-21 03:15 | 新しい人
お七夜
なんだかもう、だいぶん日が経ったように感じていたのですが、まだ新しい人がこの世に生まれて、7日しか経っていなかったなんて!…驚きです。

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人生初の入院は、出産というありがたい事でしたが、様々な妊婦さんや、母子同室でもあるお母さんのいる病棟は、夜な夜な静かに忍耐強くドラマが繰り広げられていました。あちらこちらから聞こえてくる元気な赤ちゃんの声や、時には、突然母にされた人の深いため息。

顔を合わせずとも24時間体制でそれぞれの気配を敏感に感じてしまいます。

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深夜の授乳室なんて、これ映画が丸々一本撮れるなぁ…などと思ったり。そんな事考えてしまえている時点で、呑気過ぎますが、出産の痛みを超えた瞬間から次から次へと進まざる得ない状況下の女性達の強さやしなやかさにひそかに感激していたのです。 そうやって繋げてきたことに、改めて凄いなぁと。

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うまく出来ているもんで、極度の疲労の中、痛みを痛みで忘れてゆくように出来ているように思います。出産、授乳、身体の変化。全て痛みを伴うのですねぇ。そして、血。まさにずーと血とともに。ミルクだって白い血ですもんね。

いやはや。人ごとのようですが、一応私自身にもそれなりにその変化の渦中にいますが、心は至って平穏。

言葉を介さない、小さな人との関係はシンプルでわかりやすく面白いです。

その小さな人を連れて家に帰ると…
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素敵なサプライズを友人がしといてくれました!

どうにかお七夜までに名前も決まったし、これで人間界に降臨ですな。


ひとり、お赤飯をもぐもぐ頂き、チョコレートケーキを少し頂いてこれまたひそかにお祝いしました。
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by mono-prints | 2014-06-19 04:08 | 新しい人
新しい人のはじまり。
6/11の薄曇りの朝、やっとこまだ見ぬ顔だった新しい人を迎えました。

名前もまだない、3550gの男の子です。

こちらの世界に出てこようとしてから、2日近くかかってのんびりゆっくりとしたペースの子で、母体は疲労困ぱいですが、おかげさまで母子共に健康です。

そういえば、お医者様もはじめてみたという、まさかのカサブタを両手に作ってでてきました…産道で出てきた時につけたわけではなく、その前からみたいです…

様子をみていると、なんのことはなくどうやら口で吸い付いてたよう…そんな動きをよくするので。まあ、赤ちゃんは新陳代謝も良いのですぐ綺麗になることと思います。

では、いろいろと気にかけてくださっていた方々に感謝の気持ちを込めてひとまずのご報告をさせて頂きます。

またひとつ、はじまりました。
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by mono-prints | 2014-06-11 23:11 | 新しい人
White summer
ここのところ、すでに猛暑なぁんて言葉が流れてきますが、、、、これから梅雨なんですよね。
夏の前のひと休みの時のはずが、、、すでに猛暑って。

まぁ、ちゃんと梅雨も待ち構えているみたいですからね、予行練習ということでね。猛暑のね。

そんな「暑い」という言葉が既に出てしまっていますが、涼しげな展示が汐留のパークホテルで始まっています。
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私も小品ですが、参加しています。
すでに観て頂いた方から「梅雨時前、涼しげな和菓子のようにも映りました。錦玉羹きんぎょくかんのような…」なぁんてアクリルのお家の作品についていってくださいました。なるほど。ぷるるんと揺れる透明な和菓子。食べてみたいなぁ。

なんでもおすすめは夕方5時以降だそうです。
吹き抜けのラウンジにプロジェクションマッピングが繰り広げられます。
8月の末までやっていますので、涼をとりにたまにはしゃれこんでホテルのラウンジなんていかがでしょう…。
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期間:2014年6月2日(月)~2014年8月31 日(日) 11:30AM-10:00PM /入場無料
※プロジェクションマッピングは暗くなってから
PARK HOTEL TOKYO 25F ATRIUM ART LOUNGE

White summerー「アートで涼を取る」


日本には「涼を取る」という言葉があります。涼しい風に当たるなどして、暑さをしのぐ。すずむ。といった意味があります。また、実際に体で感じるだけではない意味にも使われています。例えば、真夏に雪の絵を掛けたり、水槽を置いて観賞したり、ガラスなど透き通るものをみて氷を感じたり、目や耳からも涼しさを感じられるものを生活に取り入れことで、気分的にも暑さを紛らわす、これも昔からの日本人の知恵であり、夏の楽しみ方のひとつとなっています。
今回のアートカラーズでは、このような先人たちの知恵を活かしながら、「アートで涼を取る」試みを致します。藤浪理恵子、山田純嗣、藤田夢香、坂本藍子、東樋口徹、渡邉加奈子、現在活躍中の6作家を中心に展示致します。パークホテル東京にしかない解放感のある吹き抜けの空間アトリウムにて、まずは目から涼を取って頂き、そして耳や、舌でも、日本の夏を感じて頂ければと思います。

【協力】不忍画廊  【総合プロデュース】creative unit moon
【映像制作】antymark
 ※会期中、作品をモチーフにした映像作品をアトリウム壁面の大型スクリーン(高さ約30m×幅約8.5m)で上映します。

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by mono-prints | 2014-06-03 04:10 | 展覧会 Exhibition
風待月
とうとう6月になりました…
ここのところ、もう祈るような気持ちで、どうにか6月までは!…と、思いながらやるべきこと、やらないでいたままのことの整理や、会うべく人に会う…などをのろのろでしたが少しづつクリアしていって、ぼんやりとですが目処がたってきて、ほっとしたのでブログを開いてみたりしました。

もちろん終わっていないことも多々あるのですが、約束事に関しては最低限どうにか!で、後は頼まれたものが入稿まで持っていけるかなぁという段階。まぁ、それでも光はみえたのです。

そんなところにご褒美のように”はやめのプレゼント”を頂いてしまいました。
ありがたや!
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わたしのように大きな袋にぽんぽん荷物を放り込んで動き回るタイプにはとってもありがたく、ひとめで何がどこに入っているかがわかる横長タイプのバックです。この形は、最近特に欲しいなぁと思っていて、家にある余りのキャンバスで作ろうかな?と、思っていたくらいドンピシャです。

さっそく、こちらのバックに今まで準備していたものを入れ替えて、これから行く人生初の場所にご一緒してもらうことにしました。すでに、パンパン。どこにいついくかって?私も、半分はよくわからないままその時を待っているだけですので…

この子は、黄色いタグにあるように「か猫か」さんのもの。
しかも軽やかなシルクスクリーンで刷られているオリジナルテキスタイル。
こんな風にシルクスクリーンで制作できたら楽しいだろうなぁと羨ましい気持ちを抱きつつ、今までも追ってきました。もちろん、縫製もバッチリ頑丈!

なにやら今は、西荻にある素敵なギャラリーみずのそらさんで展示販売しているようです。
ここは、カフェもあって、汗をかきながらのぞいてもしゅわしゅわと爽やかにしてくれますぞよ!


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アトリエか猫作品展「日々色々」
2014/5/31(土)~6/8(日)
※2(月)と3(火)は休廊日
場所:ギャラリーみずのそら(西荻窪)
12:00~19:00
(7、8日のみ11:00オープン。最終日は17:00まで)

※か猫在廊日:土・日
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by mono-prints | 2014-06-01 03:22 | 日々