<< 東京タワー ごちゃごちゃ頭。 >>
- 遠い旅の記憶 - 2011 「VIEW」
はじまりました。

a0129001_9395162.jpg

2011年10月10日(月)〜10月22日(土) 
営業時間 AM11:30~PM19:00
会期中無休・日曜PM18:00迄
16日(日)、17日(月) 休 / 土曜、最終日17:00迄


SAN-AI GALLERY Map

 藤田夢香 展

●展覧会について

 現代美術作家 藤田夢香の当ギャラリーでは、久しぶりの個展である。
 版画作品の他、立体作品も手がける彼女の作品は、
 時代の瞬間をいつもとらえている。
 作品数は、約20点。是非ご高覧していただきたいと思います。

 
遠い旅の記憶ー2011 「VIEW」

生き続ける事が旅ならば、私たちは果てるまで旅路の中にいる。
記憶を積み重ね、ときに忘れながら今がある。
そして、形も無く目に見えるものではない記憶をいつの間にか糧にすることで
存在しているようだ。
同じ場で同じ時を共にしても、それぞれに残っている記憶や思い出は異なり、
そこにそれぞれが見つめた視線があり、
存在そのものが浮かび上がってくる。

3月の震災後、何もかも失い、
変わり果てた光景の中で思い出の写真や物を探す人々の姿を目にした。
それは、必死に生きてきた「証」や「今」を心の中に定着させ、
生きていく為の希望探しの一歩でもあったのだろう。
その姿は、まさに私が作品をつくらざるをえないという性にも通じるような
「今、在ること」を支える行為そのもののようにも感じた。

そこで、曖昧でもあり、人を支えるものでもある「記憶」に寄り添い、
思い出を定着させる写真の印象が深く、
2005年より取り組んでいるアクリルを使った「遠い旅の記憶」シリーズを
中心に2011年『VIEW』として新たな作品に取り組みました。

カメラのレンズにも使われる透明度の高い支持体は、
過ぎ去った時の結晶が表出したイメージからです。
目に見えない時そのものが、
現在の中に過去も存在しているという視線が交錯し、光の中で見つめ続けたい。

遠い旅の中を歩き続けている私たちは、光の筋を求め続けているのだから…
                            
[PR]
by mono-prints | 2011-10-11 09:40 | 展覧会 Exhibition
<< 東京タワー ごちゃごちゃ頭。 >>